最近流行っている病気(2月第3週)
潜伏期は、ほぼ2日です。いきなり39〜40度の高熱が出ることが多く、鼻水が少し、あとから咳が出るようになります。 ワクチン接種していても、感染してしまう事もありますが、重症化は免れます。
治療は、10歳未満は、タミフル(飲み薬、5日間)、10歳以上は、リレンザ(吸入薬、5日間)を処方しています。また全年齢に、漢方薬(麻黄湯)を処方することもできます。解熱剤は、アンヒバ、カロナール(アセトアミノフェン)は、安全に使用できます。
吸入1回だけの薬(イナビル)もありますが、1回で、うまく吸入できなかった場合、効果が期待できないので、確実にうまく吸入できる自信がなければ、お勧めできません。
胃腸かぜは、2種類はやっています。ひとつは、おう吐と微熱で、1−2日でよくなります。もう一つは、おう吐と下痢で、やや重症になり、点滴などの処置が必要になる場合もあります。
マスク、手洗い、うがいなど、当たり前のことですが、栄養、睡眠などの基礎体力の維持にも心がけてください。
RSウィルス、マイコプラズマは、夏より流行していましたが、ピークは過ぎたようです。
マイコプラズマは、肺炎を起こし重症になると報道されていますが、それはごく一部で、普通は、風邪がこじれた感じで、後で、検査でわかるか、検査をしなければそのまま少しせきが長引いた後、自然に治る病気です。学童から成人に多い病気です。通常、まず風邪だろうと言われ、3-4日高熱が続き、せきが強くなってくると、マイコプラズマが疑われます。マクロライド系(クラリス、ジスロマックなど)の抗生剤が効果があります。初めから、クラリスを処方してもよいのですが、苦くて飲みにくいため、疑いが強いときに処方します。
RSウィルスは、大きな子や、大人は、かかってもごく普通の風邪症状ですが、赤ちゃんがかかると、ぜんそくのような症状(呼吸のたびに、ゼーゼー、ヒューヒュー)が出て、呼吸が苦しくなります。赤ちゃんで、おっぱいが飲めなくなるようでしたら、入院が必要になってきます。特効薬はありません。咳止め、気管支拡張剤を処方します。
- 2012.02.20 Monday
- おしらせ
- 15:16
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- by Dr.S
